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まりぱらおーぐ

主にコンピューター周辺の話を中心に、気ままに書いていきます。

遂に訴訟へ

ニッポン放送買収問題。遂に、法廷闘争に持ち込まれることになったみたい。そのあたりは各紙が報じているからいいとして私の個人的な意見などをまとめておく。

個人的な見解ですが、法律論から言うとライブドア有利でしょう。M&Aが良くないという言い方をされる方が多数ですが、それは好ましい発言とは言えないと思います。今の大企業の多くが、M&Aを経て成長してきたのもまた事実です。

今回の問題のキモは、ライブドアの株式の取得方法にあると言えます。法律的には問題はなく、未整備であった部分のやり方でやったという面はあり、グレーゾーンでありながらも、法廷の場では、シロとなると考えられます。この見解は、制度上の考慮しないといけないと言いながらも東京証券取引所など関係団体も適法と認めています。

新規発行株については、決議そのものに関しては、取引上、優位にある会社からの圧力から取締役会で決議されたと考えられる部分もありますし、またその発行株式数や得られる資金などについても、ライブドア排除でしかないのですから、法律面では、経営権の争いにおいてのTOB期間中の増資に関してはクロという判例があるため、差し止め請求は認められる公算が高いと考えられます。

ただし、その後の法廷論争においては、必ずしも有利と言えない部分があります。それが株式の取得方法です。日本の国家は、三権分立の制度でありながらも、三権分立ではないような国家です。また、裁判所は法律以上の解釈をしないというのが、通常でありますが、日本では、大岡裁き美徳とされるように、必ずしも法律解釈のみではいかないという部分があります。

それから、33%以上の株式を取得する場合には、ある程度情報はオープンになるべきという考え方もあるので、法律論以上の判断となると、なかなか難しいと言えましょう。6:4程度でライブドアが若干有利という程度でしょう。

なんか何人かの国会議員が、法律は未整備だからと言い訳していましたが、整備したり議論したりするのが国会議員の仕事です。そんなこともしていないんだったら、即刻、議員をやめて頂きたい。特に、森前首相は、元々産経グループの社員なんですから、コメントするのは論外でしょう。

それから、NHKの報道にも言いたいことがあると、フジテレビ日枝会長は言ってますが、あなたは民放連の会長でもあるんでしょ?そういう立場にあるべき人が、他社の報道に対してもの申す、ましてや当事者がそんなことを言うべきではありません。

ライブドアのホリエ社長も、少し言うことに一貫性を持たせたらどうなんだろうか。発言の趣旨が微妙に違うと、マスコミに乗ったときにマイナスになります。ただでさえ、マスコミは歪曲報道が仕事なんですから、歪曲されにくい発言というのを心かげるべきでしょう。

他にも、テレビの継続性などを説いていた報道がありましたが、アホとしか言えません。何のために、多局化したんですか?どこかつぶれたり支配されたりしてもいいようにということからではないのですか?そういう影響を低く抑えるために、NHKという無駄な組織が必要だったんではないんですか?

資本主義国家でありながら、金儲けが日本はなぜか美徳とされません。不思議です。トヨタ利益1兆円突破とか賛美されるのにです。企業というのは、社会貢献すべきという考え方も薄く、また、そういうことも評価する人も少数派です。

今回のことで、はっきりしたことは、マスコミはやっぱりバカで使えないということ、議員・役人もやっぱりバカで使えないということ、そんな年寄りに媚びる状況では、日本の未来は真っ暗ということではないでしょうか(苦笑)

年寄りが嫌いということではありません。年をとったら権力に媚びるのではなく、社会にしっかり貢献すべきと言っているのです。もう少し、私たちも賢い消費者となって、声をあげることも必要でしょう。

くしくも、今日は、楽天と巨人のオープン戦。少なくとも、堀江社長が一言言わなかったら、これはあり得なかったことですから、サンケイグループよりも、国会議員よりも評価されるべきなのでは?と思ったのでした。

それと、ライブドアやフジテレビといったことを一切考慮せずに、判例を期待するなら、今回の新株予約権は差し止めにならないとなりません。なぜなら、これが認められてしまったら、日本の株式市場から確実に海外から流入している資金や投資家からの資金が逃げます。おもいっきり日経平均株価といった指数は下がります。その先に、最終的な結果として待っているのは、不況というものが待っているのです。

フジテレビは、もっと単純にTOB価格を上げるという選択肢もあるはずなんですよね。たとえば、5,850円でなければ、6,500円くらいにすればいいんじゃないの? そうすれば交渉次第で応じてくれる筈です。交渉すらイヤというのなら、普通のだだっ子の言うことに聞こえますよ。

日本は案外、社長は「自分の会社」と勘違いしている人が多いのかもしれない。株式会社は、少なくとも出資している人たちの会社ですよ。間違いなく(苦笑)

で、その後、村上ファンドのコメントも出たけど、私の考えとかなり近くて驚いた(苦笑)

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