はじめに
以下のイベントを、ioT 専門支部のメンバーと運営してきました。1年ぶりです。すみません。
AWS IoT サービスこの1年の進化 AWSJ 亀田さん
AWS IoT サービスのここ1年の進化について話をしてもらいました。印象だったトピック。ちなみに、受付やっていたので話は途中から。
AWS IoT Core と Kinesis との比較。課金上は、AWS IoT の方が高い。
AWS IoT Device Defender の機能説明
Amazon FreeRTOS
- FreeRTOS は買収したというより、開発者が、AWS に入社して開発を継続している。
AWS IoT Greengrass
- Linux kernel > 4.4
AWS IoT Greengrass ML Inference
- Amazon SageMaker neo を利用することで推論の高速化ができる。
AWS IoT Analytics
- IoT Core のデータを保存して、解析する機能
- Kinesis Firehoseの代わりに使われるようになってきている。
AWS IoT SiteWise
- クラウドにデータを一度アップロードする。
- SiteWise Gateway は、住所を登録する必要があるが、必ず使う住所で。違うところで登録してバレると面倒とのこと。
AWS IoT Core ハンズオン
- 2019/09/13 @ Loft 18:30〜
- これからハンズオンテキストを作るらしい。
AWS IoTサービスの理解の深化と真価(仮) AWSJ 市川さん
AWS IoT Events と、AWS IoT Things Graph についての説明。印象的だったこと。
AWS IoT の歴史
現在の分類
- Device Sofrware
- Control Services
- Data Services
今日の説明
- AWS IoT Things Graph
- AWS IoT Events
AWS IoT Events
- ステート管理が可能
- Build, Monitor, Automate
- 生産設備に実装して、予防保守に活用する。
- 電動キックボードをレンタルするサービスで、位置情報が変わり続けるものを検出したりすることができたりする。
- デモ
- IoT Events のコンソールを実際に使いながら説明。これは、Lambda 書かなくても出来る事例増えるのかな。
- Action が様々に指定可能。
- 注意点
- 編集中のモデルは保存されない....つらい pulish しないといけない。
- 一定期間がデータがこないと保存されていないデータとモデルが削除される。30日前に予告ある。
- モデルのダンプが CLI で可能。
- IoT Core の Rule より複雑な条件が指定可能
- AWS IoT Core と、AWS IoT Analytics からデータが受け取れる。
AWS IoT Things Graph
- 自動化フローを大規模に作成して運用負荷を減らすことができる。
- Node-RED っぽい。
- 独自のモデルの勉強が必要。
デモ
- デバイス定義の GraphQL の定義がちょっと理解が大変。でもこれが増えると使いやすいかも。
IoT アプリケーションを素早く作成できる
AWS INNOVATE がありますよ。
Getting Started はこのあたり?
IoT のつくりかた IoT専門支部 青木さん
ハードウェアの話を主に話をしてくれました。
電源問題。コンセント自体使えなくなる! お客様のレイアウト変更でセンサーにアクセスできなくなる!
補正できるデータとできないデータがある
- イベントデータは永遠に取得できないので、再送などの実装を考えることは必要である。
エリアネットワークのプロトコル問題
- WiFI は、待ち時間を短くして再送する。
- XBee は、5回再送すると捨てられる。
- 周波数が被っているので注意が必要。
- 無線問題は大きい。
デバイスのスペック
- 選定する時に使う機能から選定するようにしたほうがよい。
広域通信網
- 3G はリプレースが見えている。
- LPWA を使う
とあるお客様の案件でアクセス要件が厳しいので、SORACOM Napter を利用して、IoT Gateway をメンテナンスするような仕組みを用いた。
まとめ
- Twitter のまとめ
- 私も同意見です。
今日のJAWS IoT支部勉強会は、なかなか濃い内容で噛み応えがあったな。こういう会もアリと思った。IoT EventsやIoT Analyticsも使ってみようかなー、と思ったしね。#jawsug #jawsug_iot
— t.kizawa (@kizawa2020) 2019年8月20日
- 個人的感想
- AWS IoT Analytics と、AWS IoT Events は、やっぱり知識として深めておきたい。
- Kinesis を理解したくて触っているこの頃なのですが、やっぱりよくわかってない。
懇親会
写真撮るのを忘れました。
普通に面白かったです。