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堀江社長「ニッポン放送の増資も」


日本経済新聞より
フジテレビジョンがライブドアによる間接支配を排除するため、ニッポン放送の株式公開買い付け(TOB)目標を25%超に変更したことを受け、ライブドアの堀江貴文社長は13日、テレビ朝日と日本テレビの生番組に相次いで出演し、対抗策としてニッポン放送の増資を検討する考えがあることを明らかにした。
これは、フジテレビジョンのリリースを受けてのものです。
(1)買付株式数の下限の引下げ(既保有株式を含めて株式会社ニッポン放送株式の発行済株式総数の50%超から25%超への引下げ) (2)買付期間の延長
ということが踏まえられています。25%の意味ですが、これは商法の規定により、フジテレビに支配権が及ばなくなるという理由から、この話が出ています。それは、つまり、ニッポン放送を見捨てるということです。資本関係は、各誌でも報じていますが、ニッポン放送が、グループ内の多くの株式を保有しており、ホリエモンの画策はもうこの時点であらかた成功しているといえるでしょう。 そして、上位10社での株式占有率が、75%を超え規定により上場廃止になるリスクを持つという点においては、 ホリエモンが言うように増資をすれば良いことだし、私としては、おそらく大株主の大多数は、利益を得ようとしていますから、そうならないように画策すると思います。 それに、TOBの価格が変更されていないですから、村上ファンドや上場企業の株主とかは、応じるとは考えられません。また、創業者一族も株式を手放していますから、TOBに応じられる株式は少ないでしょう。ということは、今回の敵対的買収に関しては、私は成功する確率の方が高くなってきたと思います。6:4くらいで。 だいたい、そんな重要な企業の株式をロクに保有せずにきたフジテレビの神経がわからん。むしろ、今回の件で、ライブドアよりもフジテレビのイメージの方が悪くなったんじゃない?社長日記にもあるけど、
他局が激しく報道しているのに、フジテレビではほとんど報道されなかったらしいし。これじゃあ政治家に番組内容を歪曲されてしまう、某国営放送と同じじゃないのか。まさかとは思ったが残念である。資本力にあまり影響されるべきではない、報道やら番組構成やらを自ら歪曲してはいけないだろう。
某国営放送という考え方が、私とまったく同様なので面白いなぁ...と思ったんですが、フジテレビもNHKと同様、スポンサーや、視聴者に視点が向いていないという証拠をみせつけてしまいましたね。テレビ局の多くは、こうであるのではないのかなぁ...。特にキー局は。そんなイメージを持ってしまいましたよ。 ブロードキャスターは、見れなかったのでなんともいえないんだけど、こんな報道もある。
堀江氏はまた「上場廃止になっても?われわれは会社を乗っ取ろうと思ってやっているので、株価が下がって損しても構わない」と「乗っ取り」という言葉をはっきりと口にした。
他にも、バンキシャにも出演した模様で、やはり創業者一族が、大和SMBCに売った件が触れられているみたいですな。TOBの直前のタイミングで売られているからなんかあるなぁ...とは思っていたんだけど。 はてさて、この結末が楽しみですな。

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