まりぱらおーぐ

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SBIが参入


ライブドアとフジサンケイグループの争いに、どっか参入してくるだろうと思ったら、やっぱり、ソフトバンクグループのソフトバンク・インベスティメントが参入してきた。イー・トレード証券の親会社と言えばわかりやすい?まー、いわゆる六本木軍団の手中に結局フジテレビは落ちたってことですな。つーかさ、フジテレビ、SBIでいいの?と思うのはあたしだけかねぇ。孫の息がかかってるんだよ?結局、IT企業軍団の手中に落ちたんだよ?

全国にテレビ局って、100を超える数あるけど、一つも潰れてないというニュースをどっかで読んで、たぶん、この業界はぬるま湯なんだろうなぁ...と思う。あれだけあった銀行神話も崩壊し、無くなったりする銀行も出てきたりしている世の中で、聖域になっているとも言える。周辺の意見を聞いていると、ニッポン放送の社員の声明に同意する人は少ない。そりゃー、高給取りだもんねぇ。そんなこと言われても、無理ないよね。

おそらく現場は、結構大変だとは思うんだけどね。

この件の別な側面って、少なくともラジオ、テレビ業界は変革を求められているんだろうねぇ。電波行政という官が管理する権益の受益者の一人とも言えるから、変革のスピードはとても遅いとも言える。

ホリエも含め、テレビのデジタル化の是非を議論している人が多いけど、私はデジタル化すべきと考えている一人です。ハイビジョンがいいとか、双方向が出来るからとか言う人がいるけど、私はそういう観点ではなく、電波の使用効率という点で早期にデジタル化すべきと思っています。ハイビジョンである必要性をまったく感じないけど(笑)

デジタル化することで、現在あるチャンネル数を大きく削減し、使用周波数帯域を大きく削減できます。テレビジョンが使っている周波数帯域って、通信においては、非常に使いやすい周波数で、これが早期にデジタル化が達成できると副作用として、携帯電話の基本料金が下がります(笑)

というのは、テレビに使われている電波を通信に割り当てることができるようになるからで、一人勝ちしているNTTドコモを追撃するキャリアが必ず登場してくると思います。ソフトバンクグループ(またかよ(笑))に期待しているんだけど、役所には嫌われてるからね(苦笑)

で、そのデジタル化の課程で、資金調達の手法としてコメンテーターの言葉を借りると、「公共財」を投機の対象とするために、上場ということが行われてきました。日本の経営者は、株式市場に対して「資金調達」の手段としてしか考えていないんですよね。リスクも考慮されていなかったし、株式の持ち合いをしたりしてる。

考え方の一つとして、個人向けに株式を売って、特典を付けたりすると安定した株主を確保できるし、市民権も得られると思うんだけど、そうは考えていないみたい。フジテレビの単元株考えると、おいそれと普通の人が手が出せる価格じゃないし。

もともとフジテレビって黒い噂がいくらでもあるわけで、あたし的には、とっとと買収されて日枝帝国が崩壊して欲しいと思ってる。他にも、ホリエが著作権に関して分かってないというけど、日本は著作物に関して、あまりにも複雑だし、無頓着だった時代を引きずってるし、少なくともディストリビューターが儲かる構造になっているので、インターネットのような低価格での提供となると、やっぱり問題点は多いし、今でもインターネット上での著作権の問題って解決していないのが現状だよねぇ。

ま、テレビ業界がIT業界に飲み込まれるのも時間の問題かなぁ,,,。

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