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日本テレコムとC&WIDC合併へ


日本経済新聞によると、
ソフトバンクは子会社の日本テレコムと、英通信会社から買収予定のケーブル・アンド・ワイヤレスIDC(C&WIDC、東京・港、フィリップ・グリーン社長)を6月をメドに合併させる方針を固めた。
らしい。C&W IDC は、その昔は、1986年11月に国際デジタル通信企画という会社が設立されたものが前身で、それに資本参加(トヨタとかも参加)していたんですが、そのあと、英国のケーブル&ワイヤレスが買収、完全な日本法人としていました。ところが、本国に比べて日本はずっと赤字決算だったので手放すことにきめたようです。先日のリリースで、ソフトバンクが買収決定、そして、今回の合併という方針に決まったようです。 その昔、C&W IDCは、PSIネットジャパンを米国法人の倒産に伴い買収したけど、そのPSIネットジャパンは、リムネット(その後、グループより離脱、今は、PCデポの傘下)や東京インターネットなどを買収していて、昔はプロバイダーを買い漁っていましたねぇ。 IDCって詳しい経緯は知らないけど、KDDIの前身のKDDは、法律で定められた特殊会社だったので通信の自由化に伴い設立された会社なのかもしれん。そしたら、国際通信に関しては、日本で第2位の規模になるというのも納得がいきますな。 これでソフトバンクも名実ともに通信業界の一角をとなるんですな。さしあたり、東京インターネットのユーザーは、また会社名変更の影響受けるのね...大変そうだ...。そのほかにも、JENSも合併する模様。ソフトバンクグループの中で、事業の整理・統合がある程度行われる可能性が大きいかもしれません。 [追記2005/02/08] RBBTODAYによると、ソフトバンクは否定した(リリース)模様。
しかしながら、現状においてはソフトバンク・グループにおける通信事業の効率化に向けてさまざまな検討をしておりますが、日本テレコムとC&W IDCの合併に関して決定している事項はございません。
ずいぶんと玉虫色の否定な模様。おそらく、効率化の一つの選択肢としては考えられているということだろうし、JENS等の子会社の合併も、その一環であることは伺い知ることが出来るなぁ..と。 コンシューマーサービスは、ブランド名は残ったとしてもソフトバンクBBに移管して、法人向けは日本テレコムに集めるというのが理想系だと思うけど。C&W IDC の CAN(Customer Access Network) とか安くていいサービスだと思うので、日本テレコムに積極的に外販して欲しいとも思う。まぁ、まだ完全に買収完了してない時期だからリリースが出せないのもあるのかも。

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