まりぱらおーぐ

主にコンピューター周辺の話を中心に、気ままに書いていきます。

try! Swift 2018 に参加しました

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try! Swift 2018

try! Swift は、Swift におけるベストプラクティス、アプリ開発、サーバーサイド Swift、オープンソース Swift、そして Swift のコミュニティなど、プログラミング言語 Swift に関するコミュニティ主催のカンファレンスです。(公式より引用)

https://www.tryswift.co/events/2018/tokyo/jp/

先日の WEB+DB PRESS に、オーガナイザーの松館さん(@d_date)がイベントについて寄稿されていたので、私もなんとなく書くことにしました。(前々から書いていて公開するタイミングを逸しました...)

自己紹介

私のブログのエントリを初めて見る人もいると思いたいので、簡単に自己紹介。

私は、今回は、ボランティアスタッフとして参加した、おおぐちさとると言います。 Twitterは、@o_chicchi で、Facebook は、https://www.facebook.com/ohguchi.satoru です。興味持ったら、是非友達になってください。

try! Swift の面白いところ

try!Swift は、登壇者の中では、日本語より英語が先行する国際色の高いカンファレンスです。

今回は、参加者申し込み者は、800名くらいだったと聞いていますが、うち、300名が外国籍の方だとか。 ここが他の国内カンファレンスにない面白さだと想います。

両方の同時通訳もあり、日本の開発者以外とコミュニケーションがとれるところは面白いです。 どちらか片方の言語ができれば、参加できます。

ボランティアスタッフとして

昨年に引き続きだったのですが、今回もボランティアスタッフとして参加しました。 1日目、2日目は、主にネームカードがない方の対応や、会場のご案内をしました。最終日は、LINEさんのワークショップの受付やってました。

おおむね、95%以上の方はスムーズに通せるのですが、最後の5%というのがなかなか難しく、解決できない問題がでることもあり、ご迷惑をおかけする部分です。

私も、ボランティアスタッフの一人に過ぎないので、関わり方が浅い部分もあったりして把握していないことがあったりするのですが、参加者からすれば、そういうことは関係ないので、なるべくそういうことは少なくなるように、バックエンドではいろいろな方に聞きながら進めています。

今回は、受付番号をキーにネームカードをピックアップする形に変更していたりします。ただ、チケットの上では表示がわかりにくいといった問題もあり、今後の課題と考えています。

日々の仕事とは、また違った面白さもありますが、エンジニア目線で、PDCA を回して、前回よりも良くしたいという想いでやっています。

また、たくさんの方に、いろいろ気遣っていただきありがとうございました。

今年の分の反省会は終わり、来年に向けて、少し動き出しているのですが、私個人としては、関わりを深くして参加者に還元できればと思います。

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いろいろな人との関わり

私は、本職は、iOS Engineer ではなく、都内のシステムインテグレーターで働くシステムエンジニアです。SAPというソフトウェアがあるのですが、専門分野としては、Basis というインフラに近いカテゴリをやっています。ただ、それ以外の仕事も多く、業務にかなり接する部分をやったり、インターフェース開発をしたり、たまには、プログラミングをしたりもします。顧客への提案活動などにも参加します。また、最近は、新規ビジネスということで、もうすこし違う取り組みもしていますが、現状では、iOS に接することは、なかなかないですね。

ですので、普段は、コミュニティに参加して一つのモチベーションとしています。

そのコミュニティ参加の縁で、カンファレンスのお手伝いさせていただいています。

コミュニティや、カンファレンスに参加することで、また、違った知り合いも増えて、いろいろな価値観に出会えることは、私にとって、よい点だと思います。

エンジニアとして長期的に活躍したいのであれば、1つの会社の中だけの価値観に留まっていることは、世の中の流れを考えると、難しいと思っています。いろいろ意見はあるとは思うのですが、私は、ストレス発散も含めて、外部の活動にも力を入れています。社内でも、上司や同僚にもある程度、理解は頂いているのが救いです。

あと、コンピューターをビジネスの道具としている人は多いと思うのですが、私は、そもそも、コンピューターやガジェット類が大好きで、そこから知り合いや友達になった人は多いです。いい意味で、趣味と仕事が混ざっています。趣味でも仕事でも、コンピューターに関われていることは、私にとって幸せです。

語学

受付にいると、意外と英語でのコミュニケーションを求められます。高校時代を思い返すと、私は、数学は得意な割に英語が大嫌いでした。そう言いつつも、進学、就職する中で、海外に行く機会があって、嫌いではなくなったように思います。

スタッフの中には、海外出身の方もいます。私の勤務先でもいますが、意外と少ないので業務が違うと接することがなかったりします。

参加すると、もう少し語学ができて、外国人の方と、もっと円滑にコミュニケーションできたら、もっと楽しいだろうなと、ようやく真面目に練習する気になりました。

すっかり、一年に一度、確認する場になっていますね。でも、今、とても伸び悩んでいるので、もう少し頑張ります。

セッション

今回、セッションを空き時間に見ていたのですが、疲れすぎてて頭に入らず、その場で聞くことは断念しました。 でも、随時、動画として公開されているので、私もチェックしています。

今回の目玉は、やっぱり、Apple の方のセッションですかね。明らかにそこに向けて参加された方が目に付いたので。 スポンサーブースの人たちも、スタッフのみんなも聞きに行ってました。

私は、ところどころレシーバーで聞いてました。

try!Swiftの場でのオープンソースの発表は、今回の目玉ですね。内容は私も知らなかったので、とても驚きました。 (先日のWWDCで紹介されていたのには驚きました。)

ボランティアスタッフしませんか?

私の個人的な意見でこれを書いていいのかわからないのですが、ボランティアスタッフやってみませんか? 特に学生の方で興味あるひとは参加してはどうでしょうか?

募集は、公式Twitterや、オーガナイザーのTwitterをフォローしておくと知ることができます。

まとめ

どちらかというとボランティアスタッフ目線でまとめてみました。オーガナイザーから、来年も手伝ってねとのことなので、たぶん、来年も事故がなければ関わっていると思います。

海外から来ている方々に、来年も日本に来たいと言っていただけるようなカンファレンスにできたらなと思っています。

長くなってすみません。

あと、懲りずに私に関わってもらえる人たちに感謝です。

try! Swift 2018 の受付のご案内(Information on reception of try! Swift 2018)

try! Swift 2018 について About try! Swift 2018

Satoru Ohguchi(@o_chicchi) です。昨年に引き続き、受付周辺を担当します。知っている人も知らない人もよろしくお願いします。 普段は、Information 近辺におります。

My name is Satoru Ohguchi. I worked the information desk last year, I'll work same job this year. Maybe, I usually stay the information desk during the try! Swift 2018 Tokyo

今年の try! Swift 2018 について、入場時のQRコードについてを案内します。

I’ll guide the QR code in this article.

www.tryswift.co

QRコードの表示方法について About the QR code

入場時には、QR コードを確認させていただきます。

When you join the try! Swift 2018 Tokyo, we need to check your QR code.

参加者には、以下のようなメールが、noreply@eventbrite.com から届いています。

The participant received the following e-mail from "noreply@eventbrite.com."

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ペーパーチケットでチェックインするする方は、このメールのリンクにある、" Paper Tickets Open the email attachment or download here " をクリックして、PDFをダウンロードして、印刷または、スマートフォンに保管して、入場時に印刷物か、画面で提示してください。

If you use the Paper Ticket, please download "Paper Tickets Open the email attachment or download here" on the link of this mail, print it or keep it on your smartphone. And you show your QR Code to the staff when you enter the event.

モバイルチケットを使用する人は、以下のアプリをダウンロードしてください。

If you use the mobile ticket, please download following this application.

Eventbrite

Eventbrite

  • Eventbrite
  • エンターテインメント
  • 無料

申込時のメールアドレスとパスワードでログインをして、以下のQRコードの画面をスタッフに見せてください。

You login with the e-mail address and password at the time of application. When you enter the event, you show your QR code to the staff.

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入り口について About the entrance.

エントランスですが、西新宿の駅から来たとき、道路から見えにくいのですが、通路の奥の方にあります。try! Swift の Rico の ロゴを持ったスタッフを目印に来て下さい。

About the entrance, when you come from the station of Nishi-Shinjuku, it is hard to see from the road, but it is in the back of the aisle. Maybe, the staff with the Rico logo of try! Swift is standing in the morning. Please ask the staff about entrance.

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手前にある入り口は、オフィス棟の入り口なので、間違えないようにしてください。

The entrance in front is the entrance of the office building, so please do not mistake it.

わからないことや、周辺の地理の案内など、スタッフまたは、Infomation desk に聞いて下さい。

If you want to know things about the event and the geography guide, please ask the staff or Infomation desk.

皆さんにお会いできることを楽しみにしています。

We're looking forward to seeing you all. Thank you.

2017年のSwift愛好会の活動を眺めてみる

はじめに

本エントリは、2017年12月17日のSwift愛好会のアドベントカレンダーです。 遅れてすみません。

実は、いろいろ Swift のことを書こうか何か迷ったのですが、やっぱり今年一年の活動をまとめてみたくなったので、参加者の視点から年始から思い出しながら考えてみたいと思います。

今年の愛好会について

connpass の履歴から追ってみます。

  • 2017.2.14 集まれSwift好き!Swift愛好会 vol16 @レバレジーズ株式会社
    • バレンタインデー開催でもいいかと話題になった回ですかね。

love-swift.connpass.com

  • 2017.3.6 AKIBA.swift×Swift愛好会 vol2 @21Cafe
    • 合同勉強会。try!Swift直後の余韻。

love-swift.connpass.com

  • 2017.4.28 集まれSwift好き!Swift愛好会 vol18 @レバレジーズ株式会社
    • try!Swiftが終わって。sonsonさん「行列計算用ライブラリ+Swift Playgrounds の話は技術的に面白かったですね。
    • 話題としては、一番、面白かったのは、熊谷さんのSwiftのビルド時間について...ですかね。

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  • 2017.5.23 集まれSwift好き!Swift愛好会 vol19 @サイバーエージェント
    • 確か、何か美味しいものが出た記憶があります(笑)ありがとうございました。

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  • 2017.6.18 集まれSwift好き!Swift愛好会 vol20 ~SwiftでWebRTC実装ハンズオン~ @レバレジーズ株式会社
    • なんとか、みんな最後まで完成できて、がねこさんのネタとも言うべきデモが印象的でした。

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  • 2017.7.24 集まれSwift好き!Swift愛好会 vol21 @レバレジーズ株式会社
    • 熊谷さんのWWDCに外れたけどサンノゼ行った話に驚く。

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  • 2017.8.19 ~海辺でもくもく~集まれSwift好き!Swift愛好会 vol22 @サザンビーチヒルズ
    • リア充のように海岸でみんなで撮影した写真が印象的でした。

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  • 2017.9.20 集まれSwift好き!Swift愛好会 vol23 @レバレジーズ株式会社
    • iOSDC開催直後、参加者があまり多くなかった印象。そして、技術書店3に向かう日程。

love-swift.connpass.com

  • 2017.11.20 集まれSwift好き!Swift愛好会 vol24 @レバレジーズ株式会社
    • Swift愛好会で技術書典3にブースを出した報告と千歳空港の使い方の報告のあった回

love-swift.connpass.com

地方開催

  • 2017.5.27 Swift Day ! @ 沖縄 — Swift 愛好会 & Swift 復習会
    • 沖縄出身玉城さんによる開催。移動日程が確保できず無理でした..(;_;)

swift-day.connpass.com

  • 2017.10.14 Swift Day ! @ 福岡 — Swift 愛好会 & Swift 復習会
    • 田中孝明さんの転勤に伴う開催。けっこう無理して行ったけど楽しかったですね。

swift-day.connpass.com

間接的に関連

  • 2017.7.15 みんなでSwift復習会@仙台
    • 復習会の地方開催。仙台出身ダンボー田中さん主催。これは別件と重なった為行けず。
    • AKIBA.swift と同時開催。もう、AKIBAではないような...。

cswift.connpass.com

classmethod.connpass.com

  • 2017.7.30 iPhone Dev Sapporo Swift Summer 2017
    • 若林さん主催で熊谷さんのカジュアルSwift札幌出張開催で行ったのですが、すごい楽しかったです。

devsap.connpass.com

Swift関連カンファレンス

  • try!Swift 2017 TOKYO

    • この手のイベント、初めてお手伝いさせてもらいました。学ばせて貰ったことは多かったです。
  • iOSDC 2017

    • 勉強不足だけを実感させられました。もっともっと頑張ります。

今年の1年間の中で一番好きだったトーク

個人的には、毎回、熊谷さんのトークをとっても楽しみにしているのですが、しいてあげるなら、サンノゼに行った話。

WWDC に行ったという話はたくさんあると思うのですが、今年は当たらなかったけど、でも、終わったあとに、わざわざサンノゼまで行って、Swift の話をしてくる、その行動力のすごさと、プログラミングに国境ってないんだなと改めて実感させてくれた話だったので。

個人的な成長はあったの?

Swift愛好会の通常開催に関しては、5月の沖縄と、8月のサザンビーチヒルズ以外は参加してますね。 けっこうな比率です。今年に入ってからは、仕事の忙しさもあり、Swift書いてない自覚はあるのですが、参加だけしてますね。 そのせいか、知り合いが増えました。

コミュニケーション能力が低い方なので、こんな自分でも仲間に入れて頂けていることに感謝してます。

技術面では、今年は新規のアプリの新規公開もしてないし、高度なプログラムができるほどのレベルアップは果たせてないので、まだまだ課題は多いです。

あと、若くして頑張っている人たちや、志高い人たち、転職するなりしてステップアップをする人たち、私より同世代、年上なスペシャリストなひとたち、いろいろ会話していくなかで思うところあって、私も勤務先での役割を変えることにしました。

けっこう長い期間、SAPエンジニアとしてプロジェクト参加をして活動することを主体としていたんですが、SAPの部分を大部分捨てて、短期的には会社にメリットの少ない活動をすることにしました。仕事するなら、もっとやりたいこと、好きなことをやりたいというのもあります。

悪評高きSIer勤務ということもあり、私の意見を通すのにいろいろ時間はかかっているのですが、仕事の環境を変えて、開発比率上げていろいろ頑張ります。 でも、内諾は既に取得済みで、しかもよく認めてくれたなぁ...と今でも思います。まぁ、わがまま聞いてくれないなら辞めるとは言ったから、それもあるのかもしれませんが。

来年に向けて

来年の活動

  • try!Swift 2018 TOKYO (2018.3.1-3)

    • 今回も、当日スタッフをお手伝いさせていただく予定です。
  • Swift愛好会

    • まずは、12/28モーヤンカレー回、1/20の合宿に私も参加します。
    • そのあとは、予定がとれる限り参加します。Speaker も、ネタでもいいので、なんか面白い話できないかなぁ...。アニメの話でもする?(笑)
  • 海外カンファレンス参加

    • Swiftには関連しませんが、社用で年明け早々に海外カンファレンスに参加してきます。だからという訳ではないですが、他にも参加したい..2回くらい。
  • 地方開催勉強会

    • 特に、札幌と福岡に参加したい。
  • そのほか

    • 他の勉強会のお手伝いやら、参加もできる範囲で。

まとめ

  • 今年も本当にありがとうございました。来年もよろしくお願いします。

Swift Day in 福岡

Swift Day in 福岡

ちょっとというか、だいぶ前の話ですが、「Swift Day ! @ 福岡 — Swift 愛好会 & Swift 復習会」に参加してきました。クラスメソッドの福岡オフィスが、この10月に開設され、東京オフィスから、異動された田中さんの主催で開催されました。

swift-day.connpass.com

前日入り

顧客との打合せ終了後、早めにオフィスを出て、一路、福岡へ。

福岡に行ったのは、前回は、ソチオリンピックシーズンのグランプリファイナル福岡(フィギュアスケートの大会)でした。そのときは、会場とホテルとホテル周辺の飲み屋だけだったので、ちょっといろいろ行ける予定を組もうと思い、早めに福岡へ。

ホテル到着後は、iOS Reject con をストリーミングで見て、前日入りしているひとたちと合流して、呑み会に参加。 相変わらず、飲み屋でもプログラムコードの話をしている人たち。こういう光景大好きですよ。もちろん。

Swift復習会

熊谷さんによる Swift復習会 が午前中の話。主題となるテーマは、if文についてでした。印象にのこった部分だけですが。

(1) for文でこんな書き方もできるよ

(2) if文の()を省略できるという話。

(3) if文の else の位置

ランチ

近所の飲食店でお寿司を。とても美味しかったです。

Swift愛好会

前半はもくもく会でした。私は、主として、午前中の Swift復習会 のコードを修正した結果がどうなるのかとか、 タプルの書き方とか学習していました。

慣れていない enum の書き方とか、そのあとは、学習を勧めている Python の書籍の問題をやっていました。 Swift愛好会なのに、Python をやっていてよいのかというツッコミありますが...(笑)

LT は、メモしてなかったので省略^^;;

懇親会

福岡に来たのだから、そりゃ、もつ鍋でしょうということで、案内いただきました。感謝。

全体を通しての感想

参加した理由は、以前、札幌のSwift復習会があまりに楽しかったので、地方開催のイベントをするなら参加したかったので。 今回も現地のエンジニアの人たちとの交流もできたし、いろいろお話できたのは楽しかったです。

今回は、gist の使い方を学び、いくつかあげてみました。 いずれ、紹介します。

iOSDC2017 前夜祭スライドまとめ(2017/9/15)

iOSDC2017

2017年9月15日から17日にかけて、早稲田大学日早稲田キャンパスのスペースをお借りして、開催されたiOSDC2017に参加しています。

私が見た発表を中心にスライドをまとめていきます。

SiriKit and Me

  • TachibanaKaoru (@TachibanaKaoru)さん

Objective-C++を使ってMRCで快適に開発する

  • 八十嶋祐樹 (@yaso_san)さん

スライドがみつけられなかったので、githubの方で。

github.com

Swaggerで始めるAPI定義管理とコードジェネレート

  • 杉上 洋平 (@susieyy)さん

節子、それViewControllerやない...、FatViewControllerや...。

  • 田中賢治 (@ktanaka117)さん

Developer IO に詳しく書いて下さっているので、そのリンクで。

dev.classmethod.jp

Swiftビギナーズ勉強会での発表の補足(2)

はじめに

Swiftビギナーズ勉強会第25回@ヴァル研究所に参加してきました。

その中でのデモについての補足です。

WatsonのSDKのデモについて

Swift用のSDKが用意されています。参考にある github のリンク参照。 スタンダートに、Speech to Text をデモがてらビルドします。

デモのソースコードは、以下にあります。

github.com

ほぼ、ここの GitHub にある手順通りです。

  • 適当なディレクトリで、gitclone します。
$ git clone https://github.com/watson-developer-cloud/speech-to-text-swift.git
  • carthage で、ライブラリ導入
$ cd speech-to-text-swift
$ carthage update --platform iOS
  • Speech to Text の有効化

Bluemixのダッシュボード上で、Speech to Text を選択して有効化します。

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「サービス資格情報」→「資格情報の表示」とすると、JSON のファイルが表示されるので、その username と、password を控えておきます。

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  • 認証ファイルの作成

認証用のファイルのテンプレートをコピーします。

$ cp CredentialsExample.swift Credentials.swift

「Speech to Text.xcodeproj 」を、Xcode で開きます、Credentials.swift を Xcode 上で先ほどの認証ファイルを定義します。

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  • 日本語化対応

このデモアプリをそのままビルドすると、英語しか聞いてくれないので、日本語対応にします。 MicrophoneViewController.swift ファイルの 65行目付近を、1箇所変更するだけです。

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  • ビルドして実行

ビルドして実行すると、AudioFile や、Microphone の音声を拾って認識してくれます。

参考

github.com

qiita.com

Swiftビギナーズ勉強会 第25回 #swiftbg @ヴァル研究所様

はじめに

Swiftビギナーズ勉強会第25回@ヴァル研究所に参加してきました。自分が、ここ1年くらいかけて取り組んでいることについて、ちょっとお話してきたので、そのまとめ。

いままでの記事でもちょくちょく出てきている話と重複します。

説明資料

IBM Bluemix 上でのデモ

IBM Bluemix 上での Kitura-Starter のデモについては、以下にまとめました。

blog.maripara.org

アプリのデモについて

声を認識する Watson のデモの手順については、以下にまとめました。

blog.maripara.org

説明ビデオ

相変わらず、拙い説明ですが、藤さんが毎回、編集してくださるので以下に貼り付けておきます。


「IBM Bluemix × Swift」 Swiftビギナーズ勉強会 第25回 #swiftbg at ヴァル研究所様

感想

今回は、私以外では、83歳のトミ爺さんこと鈴木富司さんによる新作アプリについて、藤さんが、iOS11 で拡張される Playground 上での Swift について話してくださいました。

自分は、もくもく時間は、Node-RED と、Watson Conversation に夢中になりすぎて、Swiftを1行も書かないという(笑) 改めて、JavaScript 得意じゃないことに気づかされます。

懇親会も楽しかったです。今回もありがとうございました。

参考資料

codezine.jp

github.com

github.com

Swiftビギナーズ勉強会での発表の補足(1)

はじめに

Swiftビギナーズ勉強会第25回@ヴァル研究所に参加してきました。その中でのデモについての補足です。

IBM Bluemix 上での Kitura-Starter のデモについて

Demo の手順について補足します。

前提条件

アカウントは既に作成されていること、Macであることが前提で、Xcode は、インストール済みであることが前提です。

ソースコード取得

適当なディレクトリで、git clone します。

$ git clone https://github.com/IBM-Bluemix/Kitura-Starter.git

ビルド

取ってきたソースコードをビルドします。Xcode があらかじめインストールされていることが前提です。

$ cd Kitura-Starter/
$ swift build

テスト

起動して画面みれるか確認

$ .build/debug/Kitura-Starter

ブラウザで以下のURLを入れます。確認できたら、CTRL+C で抜けます。

http://localhost:8080

こんな画面でます。

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デプロイ

manifest.yml ファイルを編集します。今回は編集せず、そのまま。

$ vi manifest.yml 
applications:
- name: Kitura-Starter
  memory: 256M
  instances: 1
  random-route: true
  disk_quota: 1024M
  command: Kitura-Starter
  buildpack: swift_buildpack
  #health-check-type: http
  #health-check-http-endpoint: /health

Bluemix のエントリポイント(接続先)を指定します。

$ bx api https://api.ng.bluemix.net

Bluemix にコンソールからログインします。

$ bx login
API エンドポイント: https://api.ng.bluemix.net

Email> [アカウント]

Password> [パスワード]
認証中です...
OK

アカウントを選択します (または Enter キーを押してスキップします):
1. XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX
数値を入力してください> 1
ターゲットのアカウント XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX

ターゲットの組織 XXXXXXXXXX

ターゲットのスペース dev

API エンドポイント:   https://api.ng.bluemix.net (API バージョン: 2.75.0)
地域: us-south
ユーザー: [アカウント]
アカウント: XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX
組織: XXXXXXXXXX
スペース: dev
MacBookPro01:Kitura-Starter

アプリを送信します。

$ bx app push

デプロイと起動までは、時間かかります。 WebのBluemixの画面のダッシュボードから、確認しましょう。

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それと、説明しませんでしたが、確認したらアプリを止めておきましょう。

$ bx app stop Kitura-Starter

いらない場合は、削除します。

$ bx app delete Kitura-Starter

※ コマンドは、bx でも、bluemix でも同義です。手順は、Github に英語ですが説明があります。

参考資料

github.com

Homebrew の導入

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はじめに

Mac のパッケージ管理ソフトウェア。導入に関する自分のメモ。 対象は、macOS Sierra に導入。今更だけど。

公式サイト

brew.sh

導入方法

公式サイトの手順より、

$ /usr/bin/ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"

MacOSのパスワードを求められるので入力。順調に流れる。

$ brew -v
Homebrew 1.2.3
Homebrew/homebrew-core (git revision bcf5; last commit 2017-07-01)

あれ、こんなに簡単? OS X El Capitan のとき苦労したのは何だったの?

Xcode のコマンドラインツール

Xcode のコマンドラインツールも一応導入しておく。

iOSのDeveloperのメニューからダウンロード選んで探す。あった。

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インストーラ起動して、続けるを連打。

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バージョン確認

$ xcodebuild -version
Xcode 8.3.3
Build version 8E3004b

Xcodeの初期設定メモ

Xcodeのβ版導入

先日の WWDC を受けて、Xcode9 のβ版が出ているので導入しました。毎回、忘れて確認している気がするので、いつもしている初期設定をメモしておきます。

初期設定(1) 行番号の表示

デフォルトだと行数表示してくれないので必ず設定しておきます。

Xcode -> Preferences を選択する

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Text Editing のタブを選んで、Line Numbers にチェックを付ける

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初期設定(2) [Double Click Navigation]で新しいタブを開くように設定

Navigationのタブを選んで、Double Click Navigation で、Uses Separate Tab を選択する。

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参考書籍

これから作るiPhoneアプリ開発入門の P.31から詳しく解説されています。

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