続・派遣社員の事前面接は違法らしい
元記事のトラックバック先を見ていると、どうやら派遣の事前面接禁止がという話、話がそう簡単ではないらしい。
派遣会社の業務管理している立場の人からのトラックバックを見ていると、法律の条文では努力義務となっているとのこと。法律の原文にもリンクがあったので見てみると、確かにそう書いてあるんだよね。
日本の法律というか、日本語自体がそうですが、非常にあいまいな表現が多く、努力義務だったりする訳です。これもその一環なのかしら。
あたしらみたいに技術屋の業界では、「顔」で選ばれるということは少ないと思いますが、女性の派遣社員では、明らかにそういうのもあると思います。明らかにアクセサリーというか奴隷?として置いている現場も見るので、そういう面において事前面接の有無というのは重要でしょう。
あたしは面接なんてのは、そのプロジェクトの「いいところ」しか聞けないと考えているので、自分たちにメリットないので意味ないと思っていますケド。
働く側にも問題がないとは言いません。あたしの所属会社でも、自分のように明確にこういう仕事がしたいという意思と、今後、自分をこうしたいという考えを持っている人が少ないと、上司や営業担当がよく嘆いております。
自分も仕事していて思いますが、自分の意志でどうこう思える人は日本社会においては少数派だと。なんといっても、日本の教育そのものが、企業戦士を作ることに主眼がおかれていて、集団において従順であり、そこから利益を吸い取るという体質があるからでしょう。
最近、求人数が増加傾向にあるようですが、その多くは、企業から出されている派遣社員一人の求人に対し、複数の会社から求人が出ているように見えるので、実のところは少ないのではないかと私は勘ぐっています。業務請負・派遣業界は人手が少ないと嘆かれているのも多く聞きますが、そもそも、即戦力を育てるような仕組みが一切ないのだから、いなくてあたりまえです。そこまで言うのであれば、自分で育ててください。
あたしは、なんとかやっていけてる原動力って、指名で仕事をもらえるようになりたいというのがあるからだと思ってます。何社か渡り歩いているせいか、そういう意思が強いというか、会社は所詮、所属会社でしかないと思っていたりしますからね。
あぁ、それからPJによるニュースに対して賛否両論分かれていますが、あたしは結構なことだと思っています。一方向のニュースには飽き飽きしていて、テレビ局・新聞社の報道は屈折してると思ってるしね。
とりあえずTBみていて、あたしと同じ多重請負やっている人がいるのに共感した人(笑) この人は、IT業界で請負だから、あたしと同じ立場ですね。ぜひとも、元記事を書かれた三國さんには、最近、問題の多いIT業界の多重請負についても取材して欲しいです。
今やってる某外資大手企業案件は、人だけ集めてほったらかしですからね。マネージメント腐ってますから(笑)