まりぱらおーぐ

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舞台:集団NO PLAN 第三回しれっと帰ってきました公演


集団NO PLAN

こんなツイートを読んで申し込みました。2015年4月11日14:00の回にしました。

前回に引き続き、ほぼ同じキャストですが、その出演者が演劇が好きな人というか、私的に役者だなと思わせる人がとても多いので楽しみにしていました。

タイトル

舞台:集団NO PLAN 第三回しれっと帰ってきました公演「ちょっといい話集めました短編集」ということで、全体で4本立ての短編集でした。全体で2時間ないくらいでした。 場所は、池袋にほど近い要町のアトリエ第七秘密基地というところ。要町駅降りて数分。池袋から歩いても、20分くらいの場所でした。

case1家族

母親が亡くなって七回忌をする家族という設定でした。父親の涙を見たことがない結婚した長女が、母親が死んだときににも泣かなかった父親が許せないと怒っていたものの、最後は、父親は、七回忌を一つの区切りとして、娘に謝るというお話。ほんとにちょっと良い話でした。

case2友達

何もない田舎から東京のとある大学に進学し、地方出身者という引け目を感じながらも、東京生活をエンジョイしていて、結局、田舎に残してきた彼女を振るという残念なお話。典型的などこにでもありそうな話ですね。 知り合った友達は、いつのまにか彼女と付き合っていて自分は取り残されると。 ただ、話はそれで終わっていて、何もフォローなしかよーとツッコミ入れたくなりましたw

case3夫婦

作家である夫とその嫁さんという設定。二人とも引きこもりのような生活でワンパターンな生活をしていると、嫁さんが無表情になり記憶障害を起こして、朝食の時間しかまともに会話が出来なくなっていくという話。 ほぼ同じシーンを繰り返ししていく舞台の中で少しずつ変化をつけていき、最後は、身体と精神が離れた嫁さんと2パターン演じるという非常に興味深い内容。 中谷さんと林りんこさんの演技が素晴らしく、個人的には一番お気に入りでした。

case4つながり

女子高校生である主人公が盲腸で入院したところ、別の大きな病気が見つかり亡くなるという話。病院で、詐欺師が小説家と偽って女子高校生と仲良くなりますが、突然、詐欺師であるとカミングアウトしたら、まもなくその女子高校生は亡くなります。死後、父親から、医者が長生きできないと言っていた中で、あなたと小説を書いていたことが一つの支えになって、予想より長く生きられたと感謝され、服役した上で小説家になることを決意するお話。 ちょっとパワープレイ的なところはありましたが、なかなか楽しかったです。

全体を通して

前回もありましたが、客席からキーワードを集めて、話を作りながら演じる?という不思議なコーナーが突然あります。結局は、むちゃくちゃな話になりますが、個人的には毎回面白いです。全体通して、とても楽しく見ることが出来ました。また次回も楽しみにしています。ただ、小屋が小さいこともあって狭かった。隣に、身体の大きい人が来ると辛いです。 公演、お疲れ様でした。

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