はじめに
2017年6月17日(土) 文京シビックホール大ホールで開催されたシエナウインドオーケストラ第44回定期演奏会に聞きに行ってきました。 指揮は、作曲家のフィリップ・スパーク氏。そのため、今回は、彼の曲のワンメイクコンサートでした。
ロビーコンサート
以下のように告知がありました。
【ロビーコンサート情報】
14:30頃~大ホール1階ロビーにて、ロビーコンサートを行います。
こちらもお楽しみください♪
「リコーダー五重奏&打楽器」
Sopranino:中村めぐみ
Alto:西田紀子、金子佳代
Tenor:京谷麻里子
Bass:大津立史
Tenor Drum:東 佳樹
Tambourine:村居 勲
曲目は、今回のファイナルファンタジーのツアーで演奏している「いつか帰るところ」でした。
中村めぐみさんが、「上手くなってきたので披露します」とコメントしましたが、ファイナルファンタジーのコンサートで拍手喝采の曲目なのに、なにを言いますか...と思って聞いていました。
演奏曲目
スピリット・オブ・アンダルシア
三つのワシントンの彫像
- リンカーン記念堂
- キング牧師の記念碑
- デューク・エリントン「アンコール」
ムーウィング・ヘヴン・アンド・アース
ドラゴンの年【2017年版】(初演)
- トッカータ
- 間奏曲
- 終曲
休憩20分
インヴィクタス〜征服されざるもの
ウィンド・イン・ザ・リース
- ファゴットソロ: 鹿野智子
宇宙の音楽
- ビッグバン
- 孤独な惑星
- 小惑星群と流星群
- 天球の音楽
- ハルモニア
- 未知
アンコール
- 陽はまた昇る
スパーク氏よりご挨拶
- サンダーバード
- グレイ作曲/スパーク編曲
感想
スピリット・オブ・アンダルシア、三つのワシントンの彫像が、2015年作曲、ウィンド・イン・ザ・リースが、2014年作曲、ドラゴンの年が、2017年版と最近の曲が並び、聞くのが初めてという曲ばかりでした。
私は、なんといってもドラゴンの年が、とてもよかったですね。素晴らしい演奏でした。 あとは、ウィンド・イン・ザ・リースのファゴットソロ曲が珍しいだけでなく、編成も小さく、聞く機会が増えるのではないかと期待する曲でした。 宇宙の音楽は相変わらず、かっこよく演奏してくださいました。
おそらく、録音機器が入った関係だと思いますが、珍しくアンコールの星条旗がなかったというのも印象的でした。
スパーク氏が、シエナとの共演は得るものが多い、また、このような吹奏楽のコンサートに多数の観客が集まることに感謝を述べていました。
CD発売楽しみです。